用語集

ポータルサイト

ポータルサイトとは、インターネットの入口となる巨大なWebサイトのことをいいます。大きなものでは、Yahoo!をはじめとする検索エンジン系のサイトや、Microsoft社の運営するMSNなどのウェブブラウザメーカーのサイトなどがあります。

リンク集や検索エンジンを中心に、各種ニュースなどの情報提供サービスやフリーメールサービスなど、ユーザーがインターネットで必要とする機能をすべて無料提供しながら利用者数を増やし、広告や電子商取引仲介サービスなどで収入を得るサイトのことを言います。

インターネットの入り口となるwebサイトのことを表すので、士業事務所専門の検索サイトのようなニッチな検索サイトもポータルサイトとなります。

SNS

SNSとは、【Social Networking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)】の略称です。

2010年に制作者のノンフィクションドラマとして映画化もされ、話題となったFace book(フェイスブック)や、Twitter(ツイッター)などが有名です。

基本的には、参加するユーザーが互いに自分の趣味や好み、友人関係、日常生活などを公開しあいながら、幅広いコミュニケーションを取り合うことを目的としたコミュニティ型のWebサイトをいいます。

個人同士がつながりを持つためのツールであるため、企業での活用は難しいところもありますが、セミナーの告知やホームページの更新情報など、フェイスブック単独でなくホームページ、ブログなどとの相互連携を基本に情報発信源のひとつとして活用はできそうです。

オープンソース

オープンソースとは、ソフトウェアを組み立てる設計図であるソースコードを、インターネットなどを通じて無償で公開し、だれでもそのソフトウェアの改良、再配布が行えるようにする姿勢や概念、また、そのようなソフトウェア自体のことを指します。

メリットとしては、ライセンス費用がかからないことや、ソフトウェアの機能を自由に追加することが可能ということなどが挙げられます。デメリットとしては、問題が発生しても誰も責任を取らないこと、オープンソースであるがゆえに操作方法がまとめられていないことが多い、などが挙げられます。

PDA

PDAとは、【Personal Digital Assistants】の略で、個人向けの携帯情報端末を総称してそう言います。

パソコンと同様の機能を複数実装しており、携帯しやすいことが魅力です。ノートパソコンはこれに含みません。電池や専用バッテリーで動作します。携帯電話とPDAの機能を融合したものが、スマートフォンになります。

タッチパネル

タッチパネルとは、指や専用のペンで実際に画面に触れてコンピュータの操作を行う装置のことをいいます。

スマートフォンの液晶画面のほか、駅の券売機や銀行のATMなどのモニターもタッチパネルです。

指で触れた箇所に反応するため、スマートフォンサイト(スマフォサイト・スマホサイト)を準備する際には、クリックのしやすさを考えて、余白部分を意識したデザインにすることが求められそうです。

ブラウザ

ブラウザとは、簡単に言うならばインターネットをするためのソフトのことです。現在ウェブページを見るために使用しているものが、ブラウザにあたります。

種類は複数ありますが、2011年時点では主要なブラウザは「Internet Explorer(IE、インターネットエクスプローラー)」、「Safari(サファリ)」、「Google Chrome(グーグルクローム)」、「Firefox(ファイアフォックス)」などがあります。Windows OSには標準搭載されているIE(インターネットエクスプローラー)がもっとも身近なブラウザといえます。

Ajax

Ajax(エイジャックス)とは、ページの移動や読み込実、操作を待つことなく行えることを可能にする、などの技術を言います。

Ajaxを実装することにより、ウェブサイト(ホームページ)の訪問者は、サーバーからのレスポンスを待たずに次の動作に移ることができ、ストレスない閲覧を促すことができます。

CMS

CMS(コンテンツマネージメントシステム)とは、専門的な知識がなくてもホームページの編集が出来るシステムのことです。操作の間隔はブログと似たようなものをイメージしてください。マイクロソフト社のワードやエクセルを使ったことのある方なら、簡単に利用することが可能です。

大規模サイトの管理に適した、数百万円単位のCMSのほか、利用料が無料のオープンソースのものまで、幅広い価格帯の製品が存在しています。ホームページのランニングコストを抑えたい場合には、オープンソースのCMSを利用することで、維持費をぐっと抑えることができます。

直感的な操作でページの追加や修正が行えるため、士業事務所においては法改正などの情報修正にタイムリーに対応できます。迅速な対応はホームページを閲覧する顧客に事務所の活動感を伝えるので、士業事務所のホームページへのCMS導入は効果的といえるでしょう。

ブログ

ブログとは、Web(ウェブサイト)とLog(日々更新される情報の記録)から生まれた、『Weblog(ウェブログ)』という造語が原点となっています。多くの人に使われるなかで短縮され、blog(ブログ)と呼ばれるようになりました。

日々更新されるウェブサイト、という言葉の通り、記事を投稿するごとにウェブページが作成されることとなり、検索エンジンに検索される機会が増えます。更新頻度が高ければ高いほど、SEO対策として有効といえるでしょう。

ちなみに、携帯電話を用いて、短い文章と携帯のカメラ機能を用いて撮影した写真とを日常の一コマとして投稿するブログのことは、『moblog(モブログ)』といいます。こちらはmobile(モバイル)とblog(ブログ)の単語から作られた造語です。

企業サイト

ここでは企業のコーポレートサイトのことを指しています。

企業(会社、または事務所)がホームページを持つことのメリットとしては大きく分けると以下のものが挙げられます。

  • 会社概要や企業理念などを打ち出せる
  • 最新情報をリアルタイムで反映できる
  • web(ウェブ)からの顧客獲得を狙える(営業にかかるコストを削減)

ユーザー(見込み客)は、気になるサービスがあればまずはインターネットで検索することから始めます。

実際に問い合わせをする前に、「この会社はどんなサービスをしているのか」ということを、ホームページの雰囲気やイメージから感じとった上で、コンタクト・訪問するかどうかということを判断しているのです。

ホームページの印象が悪ければ顧客は遠ざかってしまいますので、企業のウェブサイト(ホームページ)を作成するときには、最低限見られるデザインのホームページを制作するのがよいでしょう。

レンタルサーバ

レンタルサーバとは、インターネットに常時接続している全部または一部のディスクスペースを貸し出し、そのサーバーの運用、メンテナンスなどのサーバー環境を提供するサービス(別名ホスティング)のことを言います。

要は、ホームページというお店を運営するための店舗を貸し出してくれているということ。 自社でサーバー本体を購入し、電源や回線等の設備を整えて運用する「自社サーバー」の運用もありますが、この場合はサーバーの障害に24時間体制での監視が求められたりするため、コストはかなりのものになります。大規模なサイトを運営するのでなければ、運用から管理、セキュリティ対策までをトータルで行ってくれるレンタルサーバの利用をおすすめします。

レンタルサーバを選ぶ際は、稼働率、そしてサポート内容をある程度重視してください。ページの読み込みにいつも時間がかかるなどというサイトは、お客さんにストレスを与え、下手をするとページを閉じられてしまうかもしれません。ある程度の品質を保ったサーバーを利用することをおすすめします。

CMS移行

CMSとは、ホームページ制作の知識がなくても自分で簡単に更新ができるシステムのことです。イメージとしては、ブログの操作手順が最も近いです。ウェブ制作会社に頼むことなく、自分で必要なときに管理画面からテキストや画像を登録し、簡単に更新することができる、という魅力があります。

当社のホームページ制作プランでは、Word Press(ワードプレス、WP)というCMSを採用しております。Word Press(ワードプレス、WP)は世界標準のブログ・ソフトウェアです。ライセンス版とオープンソースがありますが、当社が採用しているのはこのソフトのオープンソース版ですので、ソフト自体の使用料はかかりません。

CMSの大きなメリットは次の4つです。

  • SEO対策に向いている
  • 低コストで運営できる
  • 直感的なページ編集が行える
  • メンテナンス精度の向上

法改正など迅速な対応が求められる士業事務所においては、CMSの導入は有用といえるでしょう。1からのホームページの作成のほか、現在運営しているwebサイトの移行も可能です。詳しくは当社サイトをご覧ください。

ホスティング

ホスティングサービスとは、インターネットに常時接続している全部または一部のディスクスペースを貸し出し、そのサーバーの運用、メンテナンスなどのサーバー環境を提供するサービス(別名レンタルサーバ)のことを言います。

自社でサーバー本体を購入し、電源や回線等の設備を整えて運用する「自社サーバー」の運用もありますが、この場合はサーバーの障害に24時間体制での監視が求められたりするので、コストはかなりのものになります。大規模なサイトを運営するのでなければ、運用から管理、セキュリティ対策までをトータルで行ってくれるレンタルサーバの利用をおすすめします。

レンタルサーバを選ぶ際は、稼働率、そしてサポート内容をある程度重視してください。ページの読み込みにいつも時間がかかるなどというサイトは、お客さんにストレスを与え、下手をするとページを閉じられてしまうかもしれません。ある程度の品質を保ったサーバーを利用することをおすすめします。

コンテンツ

コンテンツとは、webサイト内の情報内容のことをいいます。

具体的に定義することは難しいですが、良いコンテンツとは、もう一度訪問したいと思わせる『なにか』です。アクセス解析やお客様から普段聞かれているような些細な内容が、コンテンツにつながるヒントになっていることは多いです。たとえばターゲットを絞ったニッチなテーマ(たとえば、弁護士のホームページなら「債務整理」「相続」など)でwebサイトを制作するとしたときに、「どういった悩みを抱えて、事務所探しをしているか」ということを常に念頭に置いたコンテンツ作りをすることをおすすめします。

ムーバブルタイプ<h2>

ムーバブルタイプ【Movable Type】とは、six Apart社のウェブログ(Weblog)システムの名前です。ウェブログサイトを生成・管理するサーバソフトで、標準的なWebサーバーに組み込んで利用します。ライセンス版と無償で利用できるオープンソース版があり、当社で作成するCMSサイトのほとんどは、このムーバブルタイプのオープンソース版で制作しています。

ムーバブルタイプのメリットとしては、以下が挙げられます。

  • ブログ形式なので、ワードやエクセルを使ったことがある人なら簡単に使いこなせる
  • SEO対策に向いている
  • 維持費(ランニングコスト)が抑えられる

デザインの部分の修正には専門知識が求められるため、ホームページの大幅な修正はホームページ制作会社に依頼することになりますが、基本的なページの修正(テキストの変更や法改正による修正など)は、自分で簡単に修正できるという魅力があります。 詳しくは当社ホームページをご参考ください。

XOOPS

XOOPSとは、オープンソースのCMS(コンテンツマネージメントシステム)のことをいいます。

無償ながらも優れた機能を持ち合わせており、特にポータルサイトの構築に適しています。

具体的には、ユーザー管理機能、検索機能、掲示板、投票、サイトリンク集、メールマガジンの発行といった機能を備えており、会員制のwebサイト向きといえそうです。当然ながら、ブログもあります。

更新はブログと同じような感覚で行えるので、ワードやエクセルを用いたことがある方であれば、簡単に更新作業が行えます。

動的ページ

動的ページ(ダイナミックページ)とは、アクセスされるたびにプログラムで作られるページのことをいいます。

掲示板など、更新されるたびに情報が変わるものは、この「動的ページ」に該当します。楽天やアマゾンなどのネットショップなど、膨大なデータを扱い情報が常に変化していくサイトなどで使用されていることが多いです。

静的ページ

静的ページ(スタティックページ)とは、HTMLなど、ブラウザで閲覧されているページそのままのファイルが存在するページのことをいいます。

静的ページは、動的ページよりもSEO対策が行いやすいのがメリットです。

ブログなどは投稿ごとに単独でページが作成される「静的ページ」になります。

CSS

CSSとは、【Cascading Style Sheet(カスケーディングスタイルシート)】の略で、ウェブサイト(ホームページ)を構成するHTMLという文章の装飾部分を一括で管理することができる機能です。

HTMLでは、文字の大きさや色、背景色といった情報を個別に指定していましたが、CSSを用いることにより、一括で指定することができます。スタイルシートの役割は、デザインやレイアウトを定義することなので、HTMLでは不足しているデザインや装飾といった能力に特に優れています。

CMSで制作するホームページは、デザイン部分をCSSで指定しているため、制作会社に依頼することなく、あらかじめ整えられたレイアウトで、ウェブページを新たに作成することが可能です。

HTML

HTMLとは、【HyperText Markup Language(ハイパーテキストマークアップ言語)】の略で、ウェブページ(ホームページ)の記述をするための言語のことを指します。

ほとんどのウェブブラウザは、標準でHTML文書の解釈、表示が行えます。汎用的なマークアップ言語のXMLに準拠するように、一部の使用を改めたXHTML規格というものもあります。

文章中のタイトル部分や段落区切りの指示、箇条書き項目の指示をするほか、他の文書へのハイパーリンクを設定したりすることが可能です。

HTMLは見栄えを指定するための言語ではないため、見栄えの記述専用の言語として、【CSS(Cascading Style Sheet)】が考案されました。現在では構造の記述をHTMLに、見栄えの記述はCSSに分離すべき、とされています。

ユーザビリティ

ユーザビリティとは、ソフトウェアやWebサイトの「使いやすさ」のことを言います。 あらゆる機能になるべく簡単な操作でアクセスできること、ストレスや戸惑いを感じない使い心地などが、優れたユーザビリティにつながります。

ウェブページなどで言われるユーザビリティは、一般的に使いにくさ、判りにくさ、といったマイナス面がどれだけ小さいかをあらわした言葉と捉えて問題ないと思われます。

内容が良いだけでは、ホームページは見てもらえません。ウェブページを作成する際には、ユーザビリティを考慮し「使いにくさ」を解消することを心がけることで、見やすいウェブページとして、再訪問を促せる確率は高まります。

Flash

Flash(フラッシュ)とは、Adobe Systems社の、音声や動画、ベクターグラフィックスのアニメーションを組み合わせてウェブコンテンツを作成するソフト、またはそれによって作成されたコンテンツを指します。

Flashで作成したファイルを閲覧するには、Webブラウザに「Flash Player」という無料のプラグインをインストールしておく必要があります。

Flashコンテンツのメリットとしては

  • サイズによる画質の劣化がない
  • ファイルサイズが小さい
  • ユーザー制御が可能なので、マウスクリックによってイベントが発生するなど、自由な表現が可能
  • 自由なインターフェイスで構築できる

上記のようなものが挙げられます。

デメリットとしては、

  • 検索エンジンに引っかからない
  • あくまでプラグイン(ソフトがインストールされていなければ閲覧できない)

などがあります。

デザイン性の高いウェブページの制作が可能となりますが、SEO対策に重点を置く場合、多用はおすすめできません。

Google Maps

Google Maps(グーグルマップス)とは、Google社の提供する、オンライン地図情報サービスのことをいいます。

マウスでドラッグすることでスクロールができ、拡大縮小といった機能のほか、周辺の地図も合わせて確認できる利点があります。

Googleマップを使うメリットとしては、

  • 地図のデザインを、一から作らなくて済む
  • ユーザーが、自由に地図を拡大・縮小したり、ドラッグしたりできる

ということが挙げられます。

ユーザー(サイト訪問者)が実際に会社(事務所)に訪問する場合、経路は必ずしも1パターンではないので、自分で地図の表示を自由に調整できるGoogleマップは便利かもしれません。

内部要因

内部要因とは、簡単に言うと、検索されたい単語とそのページとの関連性を強くすることを言います。別名、テキストマッチングともいいます。これもSEO対策の一つです。

内部要因には、ウェブページにキーワードを散りばめたりHTMLを適切に記述したりすると「ページ内SEO」と、ウェブサイト(ホームページ)内のリンクやリンクテキストなど、サイトの構造を整える「サイト内SEO」というものがあります。

具体的には、以下の項目が内部要因になります。

  • ソースコード
  • 文章量
  • キーワード
  • サイト内リンク

当社が使用するCMSで作成したウェブページのソースコードは自動的に的確なもので生成されます。また、サイト内のリンクについても、コンテンツごとに適切に反映されます。

文章量とキーワードは結びついています。適切な文章量で、その文章内に不自然でない程度に、強調したい、重要なキーワードを散りばめることで、内部要因の対策につながります。

内部要因の関連語句として、「外部要因」というものもあります。

外部要因

外部要因とは、他のサイトからリンクされることを言います。

関連性の高いサイトや、人気の高いサイトからリンクをされていること、というのが外部要因の対策として望ましい形です。

内部要因で説明したような、ウェブページの内部(内部要因)を整えるSEO対策だけではなく、他サイトなどからのリンクをされる外部要因に対しても最適化を行う必要があります。

外部要因によるSEO対策のことを、『外部最適化』や『オフザページファクター』、『ページ外要因』と表すことがあります。

一般には、こちらの外部要因のほうが、検索エンジンは重要視しているといわれています。ただし、むやみやたらにリンクをつなぐだけでは、スパム扱いをされるので、質が高く、関連性のあるサイトからリンクを貼ってもらうことが大切です。

HTML5

HTML5とは、次世代のHTMLとして策定を進めている新しいHTMLの仕様です。

まだ仕様としては固まりきっておらず、古いブラウザ(インターネットエクスプローラー6など)には対応していません。ブラウザごとにデザインが変わってしまう、という難点もありますが、スマートフォンなどに搭載されているウェブブラウザのほとんどは、このHTML5に対応しています。

HTML5に変えることでどのようなメリットがあるのかというと、簡単に言えば、ウェブページだけではなく、ウェブアプリケーションをより簡単に作ることができる、という点が言えそうです。Flashで作っていたようなインタラクティブな表現も、HTML5を活用することで、機種依存することなく参照できるようになります。

jQuery Mobile

jQuery Mobileとは、今もっとも注目されている「スマートフォン向け」のフレームワークのことです。

jQuery Mobileをつかうことで、iPhoneやiPadのほか、Androidなど各種スマートフォンに対応したインターフェイスを簡単にデザインすることができるようになります。スマートフォンのほか、【Windows Phone】や【BlackBerry】などのさまざまな端末にも対応しています。

これを使用することで、htmlの記述のみで、iPhone(アイフォン)のユーザーインターフェイスを作成することができます。

グローバルナビゲーション

グローバルナビゲーションとは、全ページに設置されている、ページ上部のメニュー項目のことです。

ユーザー(閲覧者)がいつでも必要な情報を確認できるように、サイト内のどのページにも、一定位置に設置されているのが通常です。 どのコンテンツを見ているかに左右されずに別のコンテンツに移動できるため、ユーザビリティの向上につながります。

SEO

SEOとは、【Search Engine Optimization(サーチエンジン最適化、検索エンジン最適化)】の略で、サーチエンジンの検索結果で、自社のwebサイト(ホームページ)を検索結果の上位に表示されるように工夫することを言います。

検索エンジンは、独自の手順や方式によって、何をどの基準で表示させているのかを、独自の方法で決定しています。そしてこれらの検索ロボットの検索基準も、日々変化を遂げています。それらの手順や方式を研究し解明することで、各検索エンジンに対しての最適化(上位表示)を可能とし、最終的には、検索結果で上位表示させられるようになるのです。

多くの人がインターネットの検索エンジンを利用し、検索結果から情報を探します。しかし、その結果がクリックして確認されるのは大体1ページ目まで、ということが多いです。というのも、そこまでの結果で求めている情報が見つかるためです。

これは、どれだけ優れたサービスを提供する会社でも、上位に表示されなければ見てもらうことができないことを表しています。SEO対策を十分に行うことでアクセス数を向上させ、顧客を獲得できる確率も高めていくことがホームページ運営には求められます。

ランニングコスト

ランニングコストとは、機器やシステムなどを運用・管理し続けるために継続的に必要になってくる費用をいいます。例えば、ホームページ運営においてはシステムの利用料やサーバーの維持費、ホームページ制作会社に支払う更新料金、SEO対策費用などが挙げられます。

当社では、簡単な更新はご自身で行っていただけるシステムを採用しておりますので、更新料金は大幅な変更がある場合のみに発生します。システム利用料もかからないため、サーバーの維持費用のみが月々の維持費用として発生します。

リスティング広告

リスティング広告(PPC広告、クリック課金)とは、広告を配信してアクセスを集める「集客方法」のことを指します。

Yahoo!やGoogleで検索をしたときに、検索画面の上部や右側に出てくるものがそうです。

リスティング広告の魅力は、検索やブログ等に出せることのほかに、情報を求めているユーザーに対し関連性の高い広告が出せるという点にあります。

リスティング広告を使うと少額の費用で効率よく、初心者でも簡単にサイトへ集客することができます。

SEM

SEMとは、【Search Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)】の略称で、検索エンジンから自社のウェブサイトへの訪問者を増やすマーケティング手法を言います。

自社サイトが検索エンジンでより上位に掲載されるよう、コンテンツを最適化する【SEO(Search Engine Optimization、検索エンジン最適化)】や、キーワード連動型広告や有料のリスティングサービスによる広告掲載などがあります。

もともと、検索エンジンの検索結果から自社サイトを訪れる人というのは、その分野に関心を持っている可能性が高く、優良な見込み客であることが多い、という経験則から、検索エンジンを広告媒体として積極的に活用するマーケティング活動として発展したものがSEMです。

SEMの効果は見込み客からのアクセス増加や、新規顧客獲得への効果だけではありません。検索エンジンで上位表示させることにより、検索するユーザーに企業やサービスのブランドイメージを植えつけられます。

ただし、SEMは短期的には効果が出にくいため、アクセスログを解析しつつ、随時分析や調整を行っていき、長期的かつ継続的に進めていく必要があります。

アドワーズ

アドワーズ広告とは、Googleの検索結果に連動してWeb広告を掲載するインターネット広告のことを言います。

検索連動型広告やリスティング広告、あるいはキーワード広告、という呼び方もあります。

広告とキーワードを登録することで、Googleの利用者がそのキーワードに近い単語で検索を行った場合に、広告が検索結果と同時に表示されます。また、Google AdSenseに契約したウェブページのうち、キーワードに近い内容のページ上に広告を表示させるということも可能です。

広告料金はクリック課金型を採用しているため、利用者のクリック回数に応じて金額が決定されます。

アクセス解析

アクセス解析とは「自分のホームページに何人ぐらい訪問してくれているのか」、「どのコンテンツが注目されているのか」という内容を、アクセスログを解析することで、ホームページの訪問者の情報や傾向を客観的に知るための手段のことを言います。

アクセス解析を行うツールとして、Googleが提供するGoogle Analytics(グーグルアナリティクス)などがあります。

アクセス解析を行うことで、アクセス数はもちろんのこと、閲覧者が使用しているOSやブラウザ、検索エンジンの種類(GoogleやYahoo!など)、どのようなキーワードで自社にたどり着いたのかなどがわかります。

キーワードを知ることで市場のニーズを図ることができ、今後の新規顧客の獲得に向けたホームページ展開を検討しやすくなります。

WEBマーケティング

Webマーケティングとは、ウェブからの顧客獲得のために、いろいろな販売戦略のプロモーションを行うことを意味します。

ここでいうウェブというのは、サイトの構成やページの表現などを含んでいます。

ウェブマーケティングとしてイメージしやすいものに、バナー広告があります。その後に台頭し始めたものが、「Eメールマーケティング」という方法です。楽天などが商品案内で送ってくるメールを想像してもらえればわかりやすいと思います。DMとしてのメールを一斉配信したり、メルマガやブログに広告を掲載したり、これも一つのウェブマーケティングです。そして近年、検索エンジンマーケティングとして、リスティング広告やアドワーズが大いに活用されています。

CPA

CPAとは、【Cost Per Acquisition】の略称で、顧客獲得単価のことを指します。商品購入や会員登録など、自社の利益につながる成果を1件獲得するために要するコストのことをいいます。

算出方法は、【総コスト÷成果件数】です。

検索エンジン広告(リスティング広告など)を利用した場合、複数のキーワードで広告を利用して、どのワードが効率よく実際の利益を獲得できているのか、またできていないのかを見極める為に不可欠な指標となります。アクセス数(クリック率)だけではなく、コンバージョンにつながっているかまで見極める必要があります。

コンバージョン

コンバージョンとは、ウェブサイトの訪問者が、商品購入や資料請求などの行動に繋げられたかどうかということを指します。

ECサイト(ショッピングサイト)では商品の購入に結び付いた率をコンバージョンとしますが、不動産をはじめとした高額な商品や、ビジネス向けのサービスなど、クロージングまでのハードルが高いものでは、ウェブサイト上では資料請求や問い合わせなどの一次的な成果をコンバージョンとみなします。

CPC

CPCとは、【Cost Per Click(コストパークリック】の略称で、クリック単価を表しています。

リスティング広告など、インターネット広告の掲載料金単位のひとつで、クリックが1回されるごとに発生するコストのことです。ウェブページやEメールに掲載したテキスト広告、バナー広告などがクリックされ、自社サイトに訪問者が訪れることで、CPC料金が1回分、発生します。このような課金を行う広告をクリック保証型広告とも言います。

CPCは配信規模や掲載方式などにより、単価はさまざまですが、平均的には数円~数十円程度のものがほとんどです。先に挙げたリスティング広告やアドワーズなどの、検索エンジンと連動した広告の普及や広告主の増加に伴って、よく検索されるキーワードの場合では、価格は平均よりも高くなっています。